どんなジャンルであれ、オタ活にはとかくお金がかかるもの。
とはいえ将来のことを考えれば、いつまでも貯金ゼロでは心もとない。
現時点で貯金が全くない人、貯金ゼロとは言わないまでも限りなく少ない人は、次のことから始めてみるといいです。
一緒に貯金できる人への第一歩を踏み出しましょう!
まずはこちら↓
続いて、今回はテーマはこれ↓
1)現状把握
2)自分にとっての優先順位確認
3)支出金額の見直し
まずは現状把握から。
家計簿をつけていないなど、金額が正確にわからない人は、ひとまずざっくり額でOK。
①毎月の支出額を書き出してみる
★固定費(家賃、食費、光熱費、通信費、保険料など)
★変動費(交際費など)
➁趣味費用をざっくり計算(年間いくらか)
例えば、観劇の場合、リピートしたい作品がある月とそうでない月によってチケット代にかなりバラツキがあります。なので、毎月いくら、より、年間でこれくらい、という風な把握の仕方の方が把握しやすいです。
⇒年間額を12で割る(ひと月当たりの平均額を算出)※趣味費が毎月定額の人はそのままでOK
普通、マネー相談でお金の使い方を見直す際の定番は、支出を消費・浪費・投資に分け、浪費部分を削るという方法。しかしこれはオタクにとって無理難題。
だって、趣味費は「浪費」かもしれないけど、最も削れない(削りたくない)支出だから!
こちとらそのために働いてるんだよ!!!
「オタ活やめたら金は貯まるがメンタルが死ぬ」
これ全オタクのリアルなのでは。
というわけで。
オタクに合った予算の決め方
考え方としては、こう。
「その1」でやったのと同様に、ひと月あたりの趣味費用を先に確保してしまえばいい。
つまり、「手取り収入の9割」から「ひと月あたりの趣味費」を引き算し、残った額で生活するわけです。
例えば、手取り収入20万円、ひと月あたりの趣味費が2万円の人であれば
手取り収入の9割:18万円
ひと月あたりの趣味費:2万円
18万円-2万円=16万円
16万円の範囲内で固定費・変動費が収まるよう、それぞれの金額を調整すればいいわけです。
調整する際のポイントは次の2つ。
・支出に優先順位をつける
・一般論ではなく、自分の価値観に照らして順位づけする
住まいにこだわりのある人なら「家賃」を優先、食にこだわりのある人なら「食費」を優先、という具合。
優先順位の高い項目は基本的に現状の金額のままでOK。優先順位の低い項目の金額を見直します。
例えば、私の場合。
住まいの広さにはさほどこだわりないけれど、駅やスーパーの近さなどの利便性は重視しているので、それにマッチした現在のマンションは優先順位が高いです。なので今の家賃はひとまず削れない。
健康維持の観点から食は重要と考えているので、食費も削れない。ただしお菓子代やスイーツ代など健康に寄与しない支出は削減の余地ありだったので、そこは予算ダウンしました。ソフトドリンク類も買わなくなりました。平日のランチは基本お弁当持参するなどして予算オーバーにならないよう気をつけています。
スマホはメール・通話・ちょっとしたネットができればそれでいいので、大手キャリアである必要なし。最新機種にもこだわりなし。ということで格安スマホに変更しました。今のところ全く不便していません。
保険はもともと掛け捨てタイプにしか入っていないのでお金あまりかかっていないけれど、地元共済だと更に安くできる(しかもかなりの率で割り戻し金がある)ので、来年からそちらへ変更する予定。
予算を決めたら、実際にその範囲内で生活できているか、家計簿をつけて確認してみよう!
大学ノートでもアプリでも、自分の使いやすいものなら何でもOK。
ひと月つけてみると、案外自分が思ってもみなかった所で支出していることに気づいたりします。
私の場合、お菓子&スイーツ代がそうでした。1つ1つの額は小さいものの、買い物の度に買っていたのでひと月あたりだと結構な額で驚きました。健康的にも美容的のも望ましくないので発見できてよかったです。
最後に、
どうしても予定金額内に収めきれない、という人へ
気持ちはわかります。アレもコレも大切で削るなんて無理!なんですよね。
でもね。
実際問題、使えるお金には限りがある。優先順位付けは必須なのです。しんどいですが。
予算決めは自分の価値観と向き合う作業でもあります。
自分にとって本当に大切なものは何か、何が優先なのか。
この機会にとことん考えてみるといいと思いますよ。
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